しまりすのミュージックワンダーランド

しまりすミュージックホール&ギャラリーから発信する
施設情報&講座情報の他、音楽や美術に関する事柄を中心に
見たこと、聞いたこと、発見したこと、楽しかった事などを語るブログです

2006年07月

「東京文化会館で弾く」の巻5

5375cb74.jpg7月29日(土)は隅田川花火大会!・・・でなく、上野の東京文化会館小ホールでの初演奏にのぞみました。反省も多々多々ありますが、雰囲気良く終える事が出来たように思っております。
お忙しい中をいらして下さり、本当にどうもありがとうございました。この場をおかりしまして、心より深く御礼申し上げます。

東京文化は、やっぱり良いですねぇ〜。ピアノも響きも雰囲気も。
一生に一度くらいは弾いてみたいなぁ〜というホールだったのですが、いざ、弾いて味をしめてしまうと、せめてもう一度くらいは弾きたいなぁ〜という気持ちになってしまいます・・・。“もう1回パンダちゃんを見に行こうかな?”くらい簡単に実現すると良いのですが、まぁそぅ人生甘くはないですからねぇ・・・。

・・・という事で、この演奏会には、ラジオ(FM多摩)でもとってもお世話になりました秋山雅子さんも駆けつけて下さり、その上、ナントっ!休憩時間にホール内の写真をパチリ!撮って送ってくださいました!! 私は、この後、20:25〜演奏を始めたワケです。休憩中のホールはこんな感じだったのですね〜。

「アレンジメントフラワー」に挑戦!4

69d2836f.jpg今日は、川崎西法人会・女性部会が主催する「アレンジメントフラワー」の講習会に参加して来ました。講師は、石田流の岸美翠先生。

私の祖母は、実は・・・嵯峨流の生け花の先生なので、小さい頃は、夏休みなど北海道へ遊びに行くと、よく教室にくっついて行って、大人の生徒さん達に混じって教えてもらっていました。それもあって、お花を生ける、というのはとても身近に感じる事なのですが、そうは言っても、もうウン十年も前の話!それ以来、まともに取り組む事も無く、現在に至っておりました。
が、本日。ナント!初の「アレンジメントフラワー」体験をする事が出来たのです!

少ない素材を1つも無駄にする事なくいかして生ける、というテーマがあり、線を描く大切さ、のような事を学びました。先生のを見るとよくわかるのですが、意味のない場所に花が置かれていることが無く、さらに、どのお花もイキイキと見えるのです。線(メロディー)を描いて、他の花と調和(ハーモニー)をさせて、花の生命力(リズム)を生かすがごとく躍動感のある角度をみせるように心がけ、さらにそこへ、気持ち&センスを盛り込んでいく・・・これは、音楽とまったく一緒 で、とても勉強になりました。

さて、そのお初体験で完成したのが、こちらの写真!(←ちょこっと正面を外れてしまった) 先生からもバランスが良い、とお褒めいただいて、バンザーイの作品です。気を良くして、早速ホールに飾りました。ピアノの音を聞いて、花が元気ハツラツ 長持ちすると良いのですが・・・

『1ポイントレッスン&コンサート』終了4

64ae7c96.jpg7月22日(土)しまりすミュージックホールにて 『1ポイントレッスン&コンサート』 がおこなわれました。当日、急遽受講を決意された方を含め、4名の方々が参加。ソプラノの方とピアノの方3名のレッスンをさせていただきました。
皆、それぞれ、熱い想いが伝わって来て、緊張感があり(中には「アレ?」だの「えっと・・・」などと口にしては、必死になって大変そうだった方もいたけれど・・・)私も、いつになく(?!)・・・いやいや、いつもに増して、熱心に聴かせていただきました。
参加された方の中の最年少!初めてお目にかかった小学2年生の女の子は、演奏ももちろんのこと、大人に混じって最後まで長時間、本当によく弾いて、観て、話を聞いて・・・約3時間近い講座をこなしていました。立派です!拍手!

今日は、あらためて、創ってくれた作曲者に「ありがとう〜」という気持ちになりました。曲を創ってくれる人がいるからこそ、演奏できるし、良い時間を共有できるのです。謙虚な気持ちで、よりよい演奏を目指し努力を続ける事は、常に、演奏する側の義務みたいなもの。良い音楽で過ぎて行く時間を美しく彩る事が出来るよう、皆さんも共に頑張りましょう〜♪

・・・という事で、さ〜・・・いよいよ今月は、お初の“東京文化小ホール”に向けてラストスパート!通常のピアノレッスンも“夏休み〜”とか言ってお休みまでいただいて取り組むので(←こんなにまでするのは超珍しい・・・)気を抜かずに頑張らねばっ!という感じです。
滅多にない(?!)程の取り組みように、当日、台風とかが来やしないか、何だか心配ですが・・・

7月29日(東京文化会館小ホール)の演奏曲3

2006年7月29日(土) 19:15開演(18:45開場) 東京文化会館小ホール
『2005年国際芸術連盟音楽賞 受賞記念コンサート』

実は、この日に演奏する曲は、すべて意味があって選んだ曲ばかり!
秋山さんのラジオ番組でも、その一部をお話させていただいた、という事で、今度は全部を書いてみました 

♪モーツァルト/ピアノソナタ 変ロ長調 KV.570
 
モーツァルト生誕250年にあたる今年なので弾こう!と思った所もありますが、初めて買ったクラシックレコード(小学4年だったカナ・・・)がアイネクライネ・ナハト・ムジークだったという作曲家なので選びました。
どの曲にしようか、と迷ったのですが「魔笛」にとても似ている要素が多く、弾いていると嬉しくなるので、この曲に決定!

♪メンデルスゾーン/厳格な変奏曲

1998年川崎音楽賞コンクールで最優秀賞をいただいた時に弾いた曲です。
このコンクールで第1位をいただけたら、音楽ホールを実現しよう!と思っていた、というのは、本当の話で・・・それが何故か、見事(?!)、運良く、いただけてしまったので、それじゃ〜〜〜と調子よくホールが誕生いたしました!(以上、しまりすミュージックホール誕生秘話!?)

しまりすミュージックホールを造っていただいた「高橋建設」、かねてから好きだったピアノメーカー「ベーゼンドルファー」とのおつきあいなどは、すべて、このコンクールがきっかけです!強いてはメンデルスゾーンのおかげ・・・。続きを読む

FM多摩「音楽サロン」5

5c8333b0.jpg秋山雅子さんがパーソナリティをつとめる素敵な番組!FM多摩「音楽サロン」にこのたび出演させていただける事になりました! 放送日はこちらです!
  7月20日(木)10:30〜11:00
  再放送7月22日(土)12:30〜13:00
  FM多摩77.6MHz

そのインタビューの為、14日に秋山さん自らしまりすミュージックホールにご来館!楽しい嬉しい、さらに懐かしいお話をさせていただきました。 振り返ると色々あった(?!)音楽人生・・・(回顧中) たまに思い返すと、大事な分岐点のようなものって、あるものだなぁ〜!と思いますねぇ。小さな出来事だと思っていたことが、実は、人生の大きな道しるべになっていて、その結果、今が有る!なんて・・・何だかちょっぴりロマンを感じました。
出会いと挫折(←大なり小なり)からの奮起!!が、人生をよりよくさせる、という感じ。生きている合間に出会えた人をこれからも大切にしたいですね。

出会い、といえば・・・その秋山さんが、またまた私にスゴイ置きみやげ(?!)をして下さったのです。そんなこんなで、いきなり今後に向けてまたまた思いもよらなかった新たな展開が実現する事になりそうで・・・
しまりすFM・・・?! 9月1日に開局?!・・・ん??

その気になると一直線!! しまりすハイウェイまっしぐら。さてさて今度は何をしでかすのか?! どうぞお楽しみに

2006ミューザ川崎市民合唱祭3

ab8b771b.jpg7月9日(日)は、我が川崎市の誇る(?!)ミューザ川崎シンフォニーホールにて年に1度おこなわれる市民合唱祭(主催:川崎市合唱連盟)に出演して来ました。

8日と9日の2日間で計89組・・・!!
朝から晩まで、関係者の方々本当にご苦労様です!としか言いようのない数の合唱団が、8分の持ち時間を自由に歌う、という大イヴェント。ホールの音も良いので、それぞれがとてもウマク聞こえる!というのも魅力 聴き応えのある合唱団も本当に増えて、聴いていても楽しいイヴェントとなりました。(←何を隠そう・・・ミューザが出来る前は市民館でおこなわれていて、かなり退屈なイヴェントでした!)
・・・で、この日は、普段は指揮をまかされているコーラスなのにピアノで出る、という事で、つまる所、指揮者無し。大きなホールで指揮無し状態で出演するのは、コーロモナミ結成以来初めて!という事だったので、コーラスの皆様は、自覚を持ってのぞまざるを得なかったのでした。が!ココはB型人間が異常に多いせいか(←関係があるような無いような・・・)それが功を奏し、逆境に臆することもなく、ノビノビと歌っていたようです。無事に乗り切り、終了後は本当にホッとしました!

コーロモナミは、9月24日に演奏会をするので、これから必死で舞台用の練習に入ります。やっぱり夏に頑張るには何せまず体力!よく食べてよく寝なければっ!・・・でもこの暮らしは、下手をするとまた太りそうで、シェイプアップも必須!う〜ん!体力か、目標のスリムなボでぃ〜か・・・どちらを優先するべきでしょう・・・

・・・ライ○カードのCM風「どうするのよっ!オレっ。続く〜〜!」

今日は七夕・・・3

“たんざく”に願いごと・・・
あると言えばあるけれど、無いと言ってしまえば無いし・・・
と曖昧かつ優柔不断な事をフラフラ考えているうちに、今日が過ぎようとしています。まぁお天気も悪いし、今年は、織姫も彦星も巡り会えないまま終わるようなので、ヨシ!としましょう〜♪

昨晩、世界の第1線でご活躍のカーデザイナーの方が、NHKにご出演。その番組を見ていた所、世界を相手に何が大切か?と問われ、その方は「(どんなに知力を尽くしたとしても)最後は体力ですね」というような事をおっしゃっていました。

そう!「体力」こそ、何よりも大切ですっ!
「体力」をつけるには、何より「笑い」が一番!

という事で、嬉しい事ばかりでないのが世の常ですが、明るく心から笑っていられるような毎日が続く事・・・。単純だけど大切ですね。

あっあと数分。やはりせっかくなので、7月7日だからこそ願っておこうと思います。
巡り会えた方々に感謝をしつつ、どうか幸せが訪れていますように&訪れますように!

モツレク5

7月2日、しまりすミュージックホールの演奏週間「儀式」をテーマにした演奏会が全て終了いたしました。
今日は、その最終日で、モーツァルトの「レクイエム」を全曲演奏する、という日。かれこれ“コールしまりす”(←当ホールの専属合唱団)が、5年もの歳月を経て練習を積み重ね、遂に全曲を歌える所までに達し、いよいよ、その集大成として演奏する!という、とてつもなく大事な日でもあったわけです!!
オケ部分は、神奈川フィルメンバーの弦楽四重奏とピアノで奏でられ、ソロは、その道のプロ!としてご活躍の方々が歌って下さいました。
私は手を振る役目(←つまる所、指揮者)を担って演奏に関わりましたが・・・演奏者とお客様がモーツァルトを仲介として、1つの空間で同じような気持ちでまとまったような・・・そんな演奏となったような気がいたします。

最後にお客様の拍手をいただいて、その前で感謝の気持ちを述べていたら、自然と涙が溢れてしまいました(←それこそ♪ラクリモーザ?!)

これまでの演奏会で、こんな嬉しい拍手をいただいた演奏会はなかったような気がいたします。良い作品と良い仲間、良いお客様との出会い・・・すべてにおいて、何か素晴らしいものをいただいたような、そんな1日でした。
モーツァルトさん!どうもありがとう〜〜〜!!! 
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