しまりすのミュージックワンダーランド

しまりすミュージックホール&ギャラリーから発信する
施設情報&講座情報の他、音楽や美術に関する事柄を中心に
見たこと、聞いたこと、発見したこと、楽しかった事などを語るブログです

2007年10月

・・・そして、良い日となりました5

紀尾井ホールでのコンサート。
ご来場下さいまして、誠にありがとうございました。
おかげさまで、たいへん良い日となりました

反省点も多々ございましたが、それはそれ。
今後の大きな糧として、また次に活かして頑張りたいと思います。
終演後、ご挨拶が出来なかった方もたくさんおり、残念きわまりなかったのですが、ご挨拶が出来た方から嬉しいお言葉をたくさんいただき、感激とホッとした安心感がこみあげました。わざわざ大都心のホールに、しかも夜にお呼びし「なんだッ。こんな演奏聴かせやがって!」という感じだとショック ですが、嬉しそうな笑顔を拝見すると、やって良かった!と思うのです。
本当に、どうもありがとうございました。

ちなみに、紀の国坂を散策する、という、もう一つのお楽しみ!
こちらも決行して来ました
携帯で撮った写真があるので、それと一緒に近々ご報告いたします

紀の国坂→紀尾井ホール4

紀尾井ホールでの日墺文化協会「ガラ・コンサート」
いよいよ10月24日(水)の演奏会前夜となりました。

音楽専用ホールでベーゼンドルファーのインペリアルを弾く・・・今回何が楽しみというと、それです オペラシティのリサイタルホールで、というのは過去にありましたが、ここは音楽専用ホールという感じとは少し違うので、実質、初めてのような気がいたします。いやぁ貴重な一日となりそうで、嬉しいです。

さて、その紀尾井ホールの前には、紀尾井坂という歴史を感じさせる坂がありますが、紀の国坂も近くにあります。そうです。この紀の国坂こそ、ラフカディオ・ハーン「むじな」の話題の場所です。ここを散歩するのも、今回の楽しみなのです しまりす演奏週間「夏の陣」の語り公演で、音楽入りで話しに読んだ実際の場所を訪れる・・・考えただけでも、なんだかウキウキします

秋晴れになりそうだし、いつもの親しい方々はもちろん、久しぶりの方々ともお目にかかれそうだし・・・良い日となりますように・・・!!

2000枚のシール貼り3

472fcc2a.jpgいよいよ近づく10月24日(水)紀尾井ホール。
いつになく気合いを入れて、師匠のもとにレッスンに行くなど、準備おこたりなく備えつつある今日この頃です。

そのコンサートのチラシ。実は協会から来た枚数は何と2000枚!当然チケット数もそれ相応。行楽季節&平日18時開演にこの枚数はキツイぞぉ〜というノルマがドドンと来ており、発狂に似た悲鳴をあげております。まぁ大赤字を背負う事も覚悟で、自分で決断して出演を決めたので、今回はすべて宣伝費とあきらめ頑張るわけですが、今後、生きていけるか本当に心配です・・・
そうしてでも今後の活動のステップにしたい貴重な公演なので、せめて演奏だけは、今までのヘラヘラとしていたものでは無く、音楽の精度の高いものにしたい、と思っております。

さて、準備はピアノだけでは終わらないのが常。
このチラシ。普通に配布していると、こちらの連絡先が伝わらないので、しまりすお問い合わせ用のシールを作って貼る作業をしてみました (写真チラシの下方参照〜♪)裏がシールになっている全面A4用紙に100枚強の連絡先が刷れるよう20枚作って、一枚一枚切り、さらに1枚1枚貼る、という、ひたすら地味な作業でしたが、このほど、2000枚のチラシ全部に貼り終えたのですっ。
やぁ〜実に約1ヶ月がかりっ(パンパカパ〜ン)やっとスッキリ!
気になっていた事をめでたく遂に、やりとげる事が出来ました。

紀尾井ホール用に新たに作ってもらえた衣装も今回はもう完成〜
あとはひたすら演奏準備だけとなりました。
24日と、27日〜の演奏週間のため、練習あるのみです。
芸術の秋、たけなわです

1912年製ベーゼンドルファー♪4

76ceae84.jpg先日、東京は中野坂上にある日本ベーゼンドルファーの東京ショールームへ行き、1時間、ピアノ弾き放題!の幸せを味わってきました

ウィーン・ベーゼンドルファー社が、創業179年を迎えたそうで、その“記念”に「特別予約制試弾会」が東京で行われ、試弾をして来た、という訳です。179年の記念って、なんだかよくわかりませんが・・・
まぁ深く考えない事にいたしましょう〜

さて、その試弾会。一人で1時間まるごとお部屋を提供され、どのピアノでも自由にお弾き下さい!という贅沢な企画なのです。
いの一番に目についたのが、1912年製のベーゼン。95歳のピアノです。鍵盤やペダルが浅く、弾き心地は現在のピアノと少々違ったのですが、何と味わい深い事 ピアノの古き良き時代を彷彿とさせるような、弾けば弾くほど良い音で語りかけてきてくれる素敵なピアノでした

他にも色々なサイズのピアノがあり、どれも余すことなく弾いてみました。その中でもやはり、一つ抜きん出ていたのは“フルコン”。これはサスガに“しまりす”にあるベーゼンでは出せない骨太さがあり、弾くなり、おぉっ!という感激をくれたのですが、それはそれ。感激しつつも結局はまたすぐに1912年製に戻って、味わい深いピアノをずっと弾いていました。
他にも、ドビュッシーがお気に入りだった、という、ブリュートナーのピアノ(同型1910年製)も置いてあり、少し軽めの音でしたが、よく音が混じり合うので、ドビュッシーが好んだ、というのには、ものすごく納得できたのです。

とにかく、ウキウキ楽しい1時間でした。(ピアノ屋さんでピアノを弾くと色々な楽器と出会えて本当に楽しい&嬉しいのです!)
本当は、10月24日の紀尾井ホール演奏会に備えて、練習を兼ねて行ってきた筈だったのですが、結局、その曲は弾いていたものの、練習になっているようないないような・・・ただ遊んでおりました。

実際、紀尾井ホールには、常備のベーゼンドルファーが無いので、10月24日の日墺文化協会「ガラコンサート」では、当日限定でフルコンサートピアノ・インペリアルが持込になるのです。そのピアノこそ、まさに東京ショールームにあった“フルコン”そのものなわけで・・・。(このピアノが、当日、紀尾井ホールに連れて行かれる)・・・本当は、このピアノを弾きまくれば、大変大変良いリハーサルになったものの“フルコン”を弾いていた時間は、約3分。
いやはや、何をしているんだか・・・

バッハ先生&ヘンデル先生3

6172391b.jpg9月30日の別な写真をアップしてみました

公演を終えて、最初の「コールしまりす」の練習が早速10月6日にあったのですが、欠席が団員の半数・・・ 何というコーラスじゃっ! という感じですが、まぁ何かと行事の多いシーズンなので、ぼやいても仕方がありません。
公演後が一番上達するっていうのにねぇ・・・

とはいえ、少数精鋭達による普段出来ない練習や、音楽の意見交換など、まるで秋の収穫のような時間を送ることが出来て、有意義だったような気持ちがいたしました。バッハ先生の作品を敬遠していた、というバスの方は、公演後に「何と良い曲なのだ」と改心(?!)し愛聴しているとの事!素晴らしい事です♪

演奏会に来てくれた中学生のお孫さんが、丁度、学校で教会音楽の事を学んでいたそうなのですが、今回聴いて「ものすごくヨカッタ!」と感激し、さらに教会音楽自体にもたいへん好意を持った、という驚嘆するお話も聞けました。
これも素晴らしい事です♪

バッハ先生&ヘンデル先生。
どちらも1685年生まれですが、時代を超えて、今こうして現代の人達を感動させたり共感させたりする作品を遺して下さるなんて、もぅ素晴らしすぎですっ!すごいものですね。その作品を演奏できる、というのも幸せな事です。

幸せなソリスト4名の歌いっぷり(写真)も、素晴らしいですね。
また来年3月1日&2日に予定している“第九”でもお世話になれたら嬉しいなぁ〜〜という、皆様なのです。

あっという間に10月・・・!4

ad7005cc.jpg9月30日(日)に終了した「教会のための音楽」を特集した演奏週間♪
29日&30日は、演奏者総勢17名が意気を合わせ、バッハのカンタータ第147番やヘンデルのメサイア抜粋、モーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプス、アルカデルトのアヴェ・マリアを演奏いたしました
別名「懺悔プログラム」
・・・と呼んでいたのは、若干2名“山”コンビですが、邪念多き人生(?!)に、このような日が一日でもあってヨカッタ!と言えるような、良い音楽プログラムが演奏できて幸せな2日間でした。
打ち上げと題したお疲れ様会も盛り上がり 最終組は19時40分頃まで居残って、まぁそれはそれは、いつまでも話題の花盛りでした。ビックリ物知り博士が多いので、漫画本のマニアックな話に驚かされたり 曲の隠れた想い入れを聞き涙したり(?!) などなど、ともあれ、9月30日は、昨年の山川浩一氏率いるジャズ・カルテット公演に引き続き、特別な一日となりました。

お客様にも恵まれ、大変良い気持ちで10月を迎えた、というわけです。

演奏週間明けは、いつも、積もりに積もった怒濤の作業に追われ、予定がビッチリ!そのような中、次なる催しの全容が明らかになりつつあり、さらに、来年の予定までバッチリたってしまい、ワクワクドキドキの毎日です

10月14日(日)は、一般募集コンサート。演目が多彩で、更に“ピアノ即興演奏”で御参加の方もあり、楽しみ〜〜♪な日となります。
24日(水)は、いよいよ、いよいよ、紀尾井ホールで、大きな企画でのソロ演奏。師匠にレッスンもしていただき、準備万端でのぞもう〜〜♪と張り切っています
そして、すぐに27日(土)〜6日間は、次なる演奏週間始まり!
3つのプログラム。どれも秋に相応しい、良い曲だらけ〜の演奏会をおおくり出来ますので、楽しみにしていて下さると嬉しいです 更に、10月31日はハロウィン♪ イヴェント事には特に食いつきが良い“しまりす”企画としましては、色々楽しい演出など(!!)にも気合いが入っており、楽しくウキウキしながら準備にいそしむ毎日なのです
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