しまりすのミュージックワンダーランド

しまりすミュージックホール&ギャラリーから発信する
施設情報&講座情報の他、音楽や美術に関する事柄を中心に
見たこと、聞いたこと、発見したこと、楽しかった事などを語るブログです

2007年12月

2007年の催し終了〜♪5

12月25日(火)
『うっとりクリスマス』公演&ギャラリー作品展、共に終了いたしました♪

『うっとりクリスマス』は、前日24日とは全く別な空間を演出!何を隠そう・・・!! こんなに気合いを入れてビジュアル面にこだわった公演は、今まであっただろうか??という感じで用意をしていたコンサートだったのです!グッズもコダワリを持って買い揃え、小道具も充実! 24日『楽しいクリスマス』からセッティングを全部変え終わるのに6時間もかかってしまいましたが おかげさまで、理想とする空間の中で、公演を終了できました。

さて、このコンサートで、今年のしまりすミュージックホール主催公演はすべて終了!
47公演+一般募集3公演=50公演
1年間に風邪一つひかず、乗り切る事が出来ました
演奏会としては、1月はコールしまりす5周年『魔笛』公演もあったり、大ホールなどでの演奏もかなりあったので、実際はもう少し多めですが、何はともあれ、今年もよく頑張った!という感じです・・・

来年も、突飛な公演をたくさん予定してしまったので 一緒に演奏してくれるメンバーがいるのかどうか・・・心配きわまりない! 崖っぷちだらけの2008年になりそうですが、また色々と面白い!と思える演目で皆さまをお迎えできますよう、試行錯誤したいと思います

さていよいよ、1月6日の新年公演に向けての準備も開始です。
『ねずみ年おとこ!』のモーツァルトを中心に、ねずみ年特別プログラムは、初披露曲がたくさん!早速プレッシャーだらけの年明けですが、来年は、5月にゴロホフさんとの再共演もあることだし、ピアノに少し、力を入れて頑張ろうかな(←かな、という所が微妙・・・!!)と思ったりしている今日このごろなのです。

演奏会三昧3

今月は、よく考えてみると、同僚やお世話になっている方々の演奏会が数多くあり、時間があるとセッセと通っている・・・という日々でもあるのです。

12月2日(日)は、しまりす演奏週間最終公演終了後、池袋・芸術劇場大ホールで行われた高齢協主催の外山雄三(指揮)日本フィル『第九』に行ってきました。第九の前の演奏曲「合唱幻想曲」では、高校&大学時代、生徒会&学生会を一緒にず〜〜っと一緒に仕切ってきた 仲間でもある江原郊子(ひろこ)さんがソリストとしてピアノを弾いたのですが、とってもヨカッタのです この曲では、お世話になっているテノールの辻端幹彦さんもソロでご出演で、二重に楽しめました!

12月7日(金)は、秋山雅子さんが国際芸術連盟の『第1回定期朗読会』にご出演!という事で、ミューザかわさき市民交流室に聴きに行きました。ちょうど、川崎駅前カルチャースクールでのウッドバーニング講座の日だったので、仕事を終えて、遅れて駆けつけたのですが、後半の部だけとはいえ、充実しておりました。小原孝さんがピアノ、という豪華な共演で、ネコのお話を聞かせてくれました。楽しいお話で、あっという間。にゃぁ〜にゃぁ〜仔猫になった気分・・・?

12月15日(土)は、今度は、あきる野市にある「秋川きららホール」という未踏の地へ車で約2時間かけて行き、再来年1月に東京シティフィルとの共演者として、私をピアノに抜擢下さった柳澤寿男先生(指揮)のコンサートを聴いて来ました。女優の秋野陽子さんを語りに迎え、日本フィルのメンバー8名の室内楽と一緒に演奏した語り作品『兵士の物語』がメインのプログラム。ストラヴィンスキーの作曲で、妙に意味ありの作品。人間の心の葛藤を描いた秀作です。現在、旧ユーゴスラヴィアに在るコソボ自治州という、治安が悪く国連の兵士が街を守っているような危険地帯で指揮活動をされている柳澤先生ならではの、想いのこもった演奏でした。
先生の活動は、つい最近、朝日新聞などでもご紹介されていたようです。音楽誌「ぶらあぼ」や、少し前ですがテレビでも紹介がありました。

そして、12月16日(日)は、今度は高津市民館ノクティホール。出演者は、ほとんど全員知り合い、という感じの、音楽教育研究会主催「クリスマスコンサート〜こどもの為の音楽会〜」に行ってきました。 最近お仕事でもご一緒しているピアノの佐々木純子さんが、ラフマニノフの2番ソナタ、という大曲を真っ赤で素敵なシンプルドレスで熱演されました♪ 更にフルートの石井孝治さんは、スタッフでウロウロ。ステージマネージャー兼カメラマンで大忙し!そうそう。この音楽会。川崎市長さんも駆けつけて、途中、祝辞をのべられていました。

・・・とまぁ、かなり外出の多い毎日でもあるのですが、それぞれ聴いていると、かなり勉強になるものです。音楽会に必要なものや、演奏家に必要な事、そして演奏に必要な要素、もちろん曲に対してもその取り組み方などなど。
なかなか実りある演奏会通いでした。普段は、しまりす演奏会やホール貸出などと重なったりして殆ど行かれない事を考えると、今月は驚異的です?!?

でも、サスガにもう打ち止め。
さ!クリスマス・コンサート&展示会に向けて、猛ダッシュで準備開始〜

師走は“苦リス増す”で大忙し?!2

いやはや!
毎日なんだかんだと、まぁやることだらけで・・・
ブログも12月に入って、一日も書いていなかったなんてっ!と今更ながらビックリしております

2日(日)に、無事2007年の演奏週間が終わり、1年を振り返りながら、来年に向けての展望を考えたり、今年の反省などをいたしました。

7日(金)は、あざみ野駅近くのアートセンターでおこなわれた大きな『アートフォーラム』にウッドバーニングで出展。クラフトバンド手芸と共同で、作品展示や自分でデザイン&焼き絵をした生活用品の販売などをしました。その準備で、その前2〜3日は追われて、大わらわっ! でも無事終了〜♪

10日(月)は、クリスマスコンサートの合わせ。他、何故か来館者がたくさん!
11日(火)は、約4時間半かけて、イルミネーション飾り付け!

その合間をぬって、ホール貸出やレッスン、作品展のDM作り、事務所のレイアウト・チェンジ&掃除、習い事で出かけるなど、寝る間を惜しんで頑張っていました

今は「しまりすだより」制作中!今晩中に出来るよう頑張っております。

そうこうしているうちに・・・またもや続報のごとく悲しい知らせが・・・。ピアノで大変お世話になった「株式会社浜松ピアノセンター」が・・・。少しでも良い年末が関係者の方々に訪れますように・・・お祈りするばかりです。下記、アンティークピアノに関するニュースを転載いたします。誰か!心ある方、破格の値で購入して下さい〜〜〜!!!
本当は私が買いたい・・・

===============インターネットより転載===============
<アンティークピアノ> 代理店倒産、20台散逸ピンチ

 世界3大ピアノメーカーの一つと言われるベーゼンドルファー(オーストリア)の日本総代理店の「浜松ピアノセンター」(HPC、静岡県磐田市国府台)が倒産し、創業者が集めた世界中のアンティークピアノ約20台が売却されることになった。一般に無料開放され、弾き比べもできたコレクションで、関係者からは散逸させずに一括保存を求める声が上がっている。

 HPCはピアノ輸入商社として約45年前、故・吉沢孝二氏が創業し、ベ社以外にも、ドイツなど数社の総代理店になっていた。しかし、近年のユーロ高などで販売不振となり、11月27日に負債約3億円を抱え自己破産を申請した。吉沢氏が集めた名器も、債務整理で売却対象になった。

 コレクションを管理する元社員、杉原光一さん(48)によると、保存するベ社のピアノは1858年製で、ウィーン伝統の音を伝えるベ社創業時(1828年)に近く、弾ける状態なのは世界的にも珍しいという。ショパンの愛器と同型のプレイエル社製(1840年、仏)など博物館に置かれるような逸品ぞろいで、米国映画「スター・トレック」の中で使われた金箔(きんぱく)のエラール社(1903年、仏)製は、一時1億円の値が付いた。どれも保存状態は良く、倒産前は国内外の有名ピアニストら毎年数百人が弾き比べに訪れた。

 倒産を知った人たちからは「ピアノはどうなるのか」「買い取れるのか」などの問い合わせが相次いでいる。杉原さんは「ファンもいるコレクションなので、一括で企業や個人に購入してもらいたい」と話し、管財人も一括売却を優先する方針だという。

 購入希望など問い合わせはHPC整理がファクス(0538・37・1855)で受け付ける。【竹地広憲】

[毎日新聞12月12日] ( 2007-12-12-15:00 )
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