しまりすのミュージックワンダーランド

しまりすミュージックホール&ギャラリーから発信する
施設情報&講座情報の他、音楽や美術に関する事柄を中心に
見たこと、聞いたこと、発見したこと、楽しかった事などを語るブログです

2009年09月

カザルスホール♪4

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カザルスホールのお写真を秋山雅子様がお送り下さいました

ここにステージ明かりが付くと、なお、さらに品が良く、現実とは異空間にいる感じになります。
ちなみに、私が一番最初に立った、都内の音楽専用のホールは、恐らく、ココ、カザルスホールでした。ヨーロッパの夏期研修旅行の後、30分演奏をさせていただきました。そのため、とっても思い出深い場所でもあったのです。

あれから長い年月の末、今があるのですが・・・

今もこうして、音楽を続けていて、さらに、世界的に素晴らしい方と演奏が出来る、というのは、本当に幸せな事だっ!!!・・・とつくづく実感する今日このごろです。

これもそれも、聴いて下さいます皆さまあってこそ・・・!!!
本当に、どうもありがとうございます。


おみやげで夕飯!4

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26日に公演をご一緒させていただきましたゴロホフさん。
24日に合わせをしたのですが、“ヤマグチサン〜〜!”と親しみ深く声をかけていただいた上に、おみやげをいただきました。

それが、写真のパスタ! 

ト音記号とか、シャープとか、16分音符とか、カワイイのです。
今日、夕飯の時に食べたら、とっても美味しかったし・・・

この10月から、ドイツ国立ハノーファー音楽大学で教鞭をとられるので、ドイツに家族で移る事になったそうです。
という事で、そこのおみやげ。このほか、音符柄のスカーフもいただきました

私は、公演当日の終了後に、クラフトバンドで自分で編んだ「ペン皿」と「しまりすロゴ入り団扇」をプレゼントしました。  “花火”柄です
団扇を受け取るなり、さっそく扇いでいたのが楽しく、印象深かったです。


ゴロホフさんとの記念2ショット!5

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9月26日(土)
たいへん贅沢な造りの豊かな気持ちになる室内楽ホール「カザルスホール」での『ピアノとチェロのプロムナード』コンサートが無事に終了いたしました。
私自身は、またまた反省の嵐で、思うところ多々あるのですが、いらして下さいましたお客様の、本当に素敵な笑顔を拝見し、ものすごく良い一日だった、と思える、たいへん嬉しいコンサートとなりました。

ご予定も色々おありの中を、この演奏会にご都合をつけてご来場下さいました方々に、本当に感謝いたしております。心より深く御礼申し上げます。
どうもありがとうございました。

ゴロホフさんのチェロは、以前に増して、ますます冴え渡り、ものすごく素敵でしたね。
素晴らしい演奏に触れると、本当に、ワクワクしたり、嬉しいドキドキがあったり、日常とはかけ離れた世界を感じるものですが、まさに、そういう感じ!
さらに、カザルスホールの優雅な雰囲気!
条件はすべて揃っていて、ゴキゲンそのものでした。
ピアノも、ホールの響きと調和するような、美しい音が出せる楽器が待っていてくれれました。
いつも調律をお任せしている幸崎さんは、もう長いおつきあい。すべてをわかって下さっているので、本当に安心!して音が出せます。

ゴロホフさんの演奏、ホールの響き、すてきなお客様、末席に私のピアノ・・・
こう条件の揃った(?)良い演奏会はなかなか出来ないので、今回は、本当に幸せでした。
重ね重ね、どうもありがとうございました。

次回の大きな演奏会は、来年3月24日(水)夜。上野・東京文化会館大ホール
上野の花見シーズン始まりの時期!に、オーケストラと、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」です。
先のお話ですが、是非、今からご予定の上(←大事!?)、是非、またいらして下さいませ。

ではでは、またしばらく、この話題で盛り上がろうと思います♪
まずは、御礼まで・・・


ポスター3

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先日、たまりにたまってしまったデジカメで撮った写真データをカメラ屋さんで現像いたしました。
出来た写真を見ていたら・・・
「そうだっ。こんな大きなポスターを作ったんだった!」
と、急に思い出しましたので、今日は、ココにご紹介!
ちなみに、9月2日〜6日の『川崎駅前カルチャースクール10周年記念展示会』のものです。「アートガーデンかわさき」でおこなわれました。
(このカルチャースクールで「ウッドバーニング講座」を開設しているのですが、今度10月から、お教室の場所が、川崎日航ホテルの3階から6階に移ります)

しまりすの事務所で使っているプリンターは、A3が刷れるものなので、ポスターも簡易なものであれば、貼り合わせをすれば作れるのです。そこでっ。
刷ってみました。
でも実は・・・本当は・・・失敗作!!!

写真のこの場所に貼るために作っていったわけではなく・・・もっと別な場所(外の踊り場)に張るための準備をしていた筈だったのです!!
ところが、そこに必要だったのは、このサイズの“横型”
“縦型”では、貼れない・・・!!!=使えない

ガガガ〜〜〜〜ン!

そこで、先生やギャラリーのスタッフおじさんが、とっても気を利かせて下さり、入り口にこのポスターが必要だっ!ということで、貼ってくれたのです。

ナイスッ!!!

そのようなわけで、この大きなポスターは、入り口がわかりやすい、と好評で、大変お役に立ち、お褒めの言葉をいただけました。
やれやれ。ヨカッタ!・・・チャンチャン。

・・・というお話でした。


2週間後はゴロホフさんとの演奏会!5

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ちょうど、2週間後の土曜日。9月26日。
お茶の水の“日本大学カザルスホール”で、チェリストのレオニード・ゴロホフ氏との共演が予定されています。いよいよ近づいて来ました。

昨年、HAKUJU-HALL で、演奏会をご一緒させていただきました際、終演後に、また是非、一緒に演奏しましょう〜〜!!という、大変嬉しい状況となり、今年、実現となりました。曲目も、そのときに候補にあがったものばかり!

ベートーヴェンの第5番「チェロソナタ」は、昨年の3番があまりに素晴らしかった(←と言われました!)ので、じゃぁ今度は、5番だぁ〜〜〜!のノリで決まった曲です。

ブラームスの「ヴァイオリンソナタ」第1番(チェロ版)は、昨年、フランクのヴァイオリンソナタ(チェロ版)を演奏したので、その流れで、同じ傾向の曲として決まったものですが・・・。
後から調べてみましたら、この曲は、作曲者ブラームスの、非常にプライベートの想いのこもった、素晴らしい特別な曲だったのです!!!

8月の演奏週間(ウォルナッツのプログラム)の時に、山川一江嬢が、もともとの原曲となっているオリジナル歌曲を歌ってくださったのですが、その曲「雨の歌」にまつわる、ブラームスとクララ・シューマンとの非常に深い愛情が、今回のヴァイオリンソナタの作品を作りあげるきっかけとなっていたのです。

「雨の歌」の詩人を紹介してくれたクララ。そのクララへの御礼として、彼女の誕生日にこの曲を捧げたブラームス。
そのクララに、彼女の亡き夫・シューマンとの間の幼い息子が病気だと知り、その励ましとお見舞いの為に、曲を作って贈ったブラームス。

この事が、ヴァイオリンソナタを創らせた動機となりました。

この幼い息子は、お見舞いを届けた翌年、亡くなってしまいます。

それを知ったブラームスは、その亡くなった息子がよく奏でていたヴァイオリンを想起させるべく、ヴァイオリンソナタを書きました。
第2楽章は、以前、贈ったお見舞いの曲(24小節)に、葬送行進曲をつけ加えるようにして発展させ、完成させました。
第3楽章は、クララへこの曲を贈る、という気持ちが伝わるよう「雨の歌」の素材を発展させた曲にしました。「雨の歌」は、実際、子供の頃に雨にうたれた時の気持ちと、年を経て人生を顧みた現在の気持ちを歌った歌詞がついていて、“子供の頃”の思い出を、幼い命の終わりと架け合わせている、という深い意味もありました。

案の定、クララは、ブラームスが、心をこめて自分宛にこの曲を書いてくれたことを察し、亡き息子の事を想って作曲してくれたブラームスに「天国にこの曲を持って行きたい」と、最高の賛辞を寄せたそうです。

その後、ブラームスは、熱心に“この曲を是非献呈して欲しい”と懇願された大切なパトロンからの申し出が執拗にあったにも関わらず、それを断り、誰にも献呈しませんでした(心の中でクララに献呈していました)。ちなみに、そのパトロンには、この曲の代わりに「2つのラプソディ」というピアノソロ用の作品2曲を捧げています。

そういう意味ありの素晴らしい作品なのです。
たまりません!!!
そんなこんなで、なんだか練習のたび、ドキドキ(←ときめきのドキドキです)してしまうのです。素晴らしいっ!と何度思ったことでしょう。


ちなみに、この演奏会の為に、わざと、昨年からブラームスの曲を弾く機会を増やしたり、ベートーヴェンも、ピアノソナタのチクルス!を実行することで、演奏機会を絶え間なく続けたり・・・と、出来るだけ作曲家の気持ちを理解しよう!と思い、演奏に備えて来ました。
これまでにない、良いものを出せたら!・・・と思って、頑張っております。

それに、最後のカザルスホールかもしれないので、今回は建物ごとDVDに残そうと思い、撮影もプロの業者様に頼んで、記録する事にいたしました。(なので、当日はカメラが入ります)

更に、いつも、この類の演奏会には、タイマイをハタイテ出演するので、それを見かねた関係者の方々が、サポートをしてくれる為に【くるみの会】という組織を今回の演奏会を機に発足して下さいました。なので【くるみの会】発足記念演奏会!という事にもなります。
【くるみの会】の方々には、抽選になるとは思いますが、このDVDプレゼントも検討中です。


という、非常に、いつも以上に、否、いつもに無く、特別な演奏会という位置づけで臨んでいるのです。あと2週間後。どのような日を迎えているのでしょう・・・!!!
今から、ひじょうに楽しみなのです。

つなぎの人・・・3

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演奏週間最終日。
「平和への願い」という事で、平和だから音楽が奏でられる、と、その幸せを心の中で感謝しながら、演奏会をおこないました。

珍しい衣装・・・
俗に言う“つなぎ”・・・

似合ってしまって困ったモノです。電気工事もパソコン設置もお掃除もお任せっ!と言わんばかりの、作業用つなぎで弾き語り・・・

「かわいそうな象」の飼育係さん役が控えていたので、その衣装のまま歌っていました。

“イマジン”中です。
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