しまりすのミュージックワンダーランド

しまりすミュージックホール&ギャラリーから発信する
施設情報&講座情報の他、音楽や美術に関する事柄を中心に
見たこと、聞いたこと、発見したこと、楽しかった事などを語るブログです

2011年02月

『246クラシックコンサート in 高津』 終了〜!4

2月26日(土)
2月46日ではなく、2時、4時、6時に開演するコンサート。

でもなく、本当は、国道246号沿線で繰り広げるコンサート、という事で、タイトルが246、ということらしい・・・

真価のほどはわかりませんが、高津市民館大ホールでおこなわれましたコンサートが、無事、終了いたしました。

“気軽に50分のコンサート”

という事で、音楽監督は、箕輪響 先生です。

2時が、弦楽トリオ
4時が、声楽の世界
6時が、ソリストと管楽アンサンブル

という内容で、私は、4時と6時に出演いたしました。

《4時の部》では

★笹子まさえさんと・・・魔王(シューベルト)・鱒(シューベルト)・詩人トム(レーヴェ)・献呈(R.シュトラウス)・君を愛す(グリーグ)
★ピーノ松谷さんと・・・ラルゴ(ヘンデル)・マクベスのアリア(ヴェルディ)・カタリカタリ(カルディッロ)・君と旅立とう(サルトリ)
★お二人のデュエットで・・・花(滝廉太郎)

の、ピアノを弾きました。出ずっぱりの50分。
終了後、ロビーでお客様にご挨拶後、すぐに6時のリハーサル・・・。思い切り、お腹もすかせつつ、ぼぉ〜っとしているうちに、リハ終了?!

たまたま持っていた、アメを2粒、口にして、お水を飲んで、いざ、6時の本番へ。

ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番。3・4楽章です。
一番下のラの音から、一番上のドの音まで、つまり、ピアノの鍵盤88鍵の、一番下から上まで、全部使う曲です。
なので、身体が下に振られたり、一番上に振られたり、足も踏ん張っていないと、椅子から落ちてしまうのです!!!

というのは、冗談ですが、実際、リハ中に、一番上の鍵盤を使うとき、足が滑って、ズリッとなり、まったく同じ音を繰りかえすので、思わず、そのズリッとなった時に、リズムを一瞬失い、結果、一小節、飛ばしてしまったりして・・・

いやいや、難しい楽しい速い曲で、最後は、アメリカの20世紀初頭の音楽みたいな部分もあり、全体は、ハイドンの背景もあり、楽しい作品でした。
この機会をいただけて、本当に、ハッピーです
いつか、全楽章を、フル・オケと共演してみたいな、と思いました

写真をいっぱい撮っていただいたのですが、自分のカメラでは、一枚も撮っていないので、ココに、掲載できないのが残念です。

奮闘中の演奏模様は、想像にお任せいたします?! 

シューマンのレクイエム公演・終了!5

71fc79ea.jpg2月18日(金)と19日(土)は
我が「しまりすミュージックホール」特別演奏会
『シューマンのレクイエム』の日でした。

【写真】
★最後列左から・・・

ソプラノ:村谷祥子(むらたにさちこ)さん
アルト:山川一江(やまかわかずえ)さん
テノール:辻端幹彦(つじばたみきひこ)さん
バス:氷見健一郎(ひみけんいちろう)さん

★前列左から・・・
ピアノ:田淵祐子さん
合唱:コールしまりす の皆さん
ファゴット:伊藤千賀子さん
指揮:山口昌子(あつこ)

このメンバーで演奏会にのぞみました。

コーラスは、1年間練習をして来ました。
・・・のわりには、間に合っていない事が多々あり、深いところまで練習が出来ませんでしたが、ソリストの方々にも助けられ、演奏陣に支えられ、全9曲が、緊張感を保ちつつ、演奏しきることが出来ました。プログラムは、この「レクイエム」Op.148 の他、「流浪の民」と「子供の情景」No.1〜7(ピアノソロ)でした。

ご来場下さいましたお客様に、心より感謝申し上げます。

演奏会後、演奏者全員での楽しい打ち上げがあり 
シューマンについて、色々と語ったり、縁があった!とか無かった!とか、あと今回の演奏会の感想大会などで、ソリストの方々の想いなども語られ、シューマンさんへの追悼、という時間にもなりました。

ありがとう、シューマン!!!

今回は、気合いを入れて(?)、写真だけでなく、ビデオも撮ったので、近々、You Tube などを使って、少しずつ、その模様をアップできたら、と考えております!
どうぞお楽しみに

濃い一週間・・・4

今週、というか、先週は、色々とありました。

ステンドグラスを作るのが趣味で、津田山コーラスに私がお世話になり始めた頃、コーラスの団長を務めていらした、村田光弥さん。
大往生、ともいえる年齢になられておりましたが、1月の終わりに、天国へ召されて、週の頭に、その告別式に行ってまいりました。安らかな、よいお顔でした。

村田光弥さんが、ステンドグラスで、サクソフォンを作られたのをきっかけに、ウン万円をはたいて、私は、ホンモノのアルトサックスを購入し、大胆にも、演奏週間で、光弥さんの作られた、このサックスの作品の前で、息絶え絶えでしたが『ふるさと』など吹いてしまったりして・・・!!!

そんなこんなで、アルトサックスを見ると、光弥さんを想い出します。
お世話になりました。光弥さん。
いまごろ、天国で、歯医者に行ったことが無い!という、丈夫な白い歯を見せながら、笑っていることでしょう・・・。


そして、その後は、246コンサート(2月26日・高津市民館ノクティホール)のための、合わせが、ボンボンと入り・・・。

まずは、2日(水)に、バリトンのピーノ松谷さん。
ピーノさんのスタジオに行ったら・・・なんと、なんと、すっっっっごいタペストリーに、シャンデリア、ステンドグラスに、すごぃ調度品!!!
思わず感激して、ワ~ワ~と騒いでいると・・・

それらは、なんと、全部、オペラの小道具。
ステージで使うためのもの。部屋は『フィガロの結婚』が、その場で上演できてしまうような、そういうものだったのです。驚きです。家全体が、全部、そういうもので占められており、生活空間も、舞台一色。素晴らしい。
おまけに、ピーノさんは、歌手である他に、なんと、舞台美術やら舞台衣裳やら、世界でもご活躍出来る、一流のデザイナーでもあったのです。もぅ、驚き、桃の木、山椒の木、で、目が飛び出そうでした。

そうこう言って、お話をしている時間がほとんどでしたが、無事、すべてオーライで、合わせも順調に終了。楽しいリハーサルでした。 


3日(木)は、しまりすミュージックホールに福を呼ぼう!と、23時ころから豆まき。
鬼は外ッ!!と、豆を思い切り庭に向かって投げたので(かなりたくさん)、もしも、芽が出ていたら、それは、豆まきの成果です!!! 

4日(金)は、コーロモナミさんが、しまりすで練習。その後は、川崎でウッドバーニング講座。 
5日(土)は、コールしまりすさんの猛練習!!!

で、6日(日)川崎市合唱連盟主催の「コーラルフェスト」が多摩市民館であり、コーロモナミさんの出番のため、出演!!! 

で、7日(月)は、不協和音と協和音が心地よい、というか、ぶっちぎりのショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番の合わせを、ウィンドの方々とおこないました!!
今週は、この練習漬けだったので、いよいよ、その合わせ、というわけだったのです。
練習をすればするほど、この曲が、なんだか大好きになり、楽しく練習をいたしておりました。
が、そうとはいえ、初めての合わせ。ドキドキの状態で、行って来ました!!!
オケとウィンドは違うので、アンサンブル的になりますが、テンテケ・テンテケ、速い連打や、ハイドン的なフレーズ、心地よいリズム。トランペットとの絡み。
初回の合わせ。楽しく終了いたしました。 

そして、午後は、メゾソプラノの笹子まさえさんと、しまりすで合わせました。
『魔王』とか、あるんですよ。『献呈』とか。名曲ばかり。
が、難しい曲ばかり・・・。手がつるか???と思わせる『魔王』も、微妙な和音が魅力の他の曲たちも、みな、一発あがり!!!
非常に順調な、これもまた、楽しいリハーサルとなりました。 


と、たいへん濃い一週間でした。
今週も、スゴイかんじの毎日が続きます。練習もしなければ、ですが、なかなか充実した感じ。
問題は、事務員さん的な仕事が、たちおくれている!ことです。
これから、パソコンに向かって、ニュースレター「しまりすだより」をせっせと作成しなければなりません。 

さ。演奏する曲目も決まったので、バシバシ文字を打ちます。 
打ちましょう。 
打たなければ。 
う・打つんですか?・・・。 
・・・。 

って、弱気になっている、今日このごろ。
作らなきゃ、と思うと、なかなか重い腰があがらないのが、難点です・・・。 
Recent Comments
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ