しまりすのミュージックワンダーランド

しまりすミュージックホール&ギャラリーから発信する
施設情報&講座情報の他、音楽や美術に関する事柄を中心に
見たこと、聞いたこと、発見したこと、楽しかった事などを語るブログです

2012年03月

マヨルカ島とお別れの日

3月12日(月) 快晴!

連日、晴れて素晴らしすぎたお天気! この日は、15時集合まで、自由時間でした。
「マヨルカ島で、是非、ピアノを弾きたい」 という、レッスン生のSKさんのご要望におこたえするため、出発前から、スタジオ探しで大わらわ。
お世話になりっぱなしの学習会・音楽アカデミーのKKさんは、ネットを駆使して、調べまくって下さいました。(どうもありがとうございます!)
その素晴らしい成果により、1つだけ、グランドピアノの弾けるスタジオを見つけ出して下さったのです!

そのような経緯がありまして、10時〜12時まで、予約をしてあった楽器店へ行きました。
お店に入ると、見ず知らずの日本からの訪問者をとってもにこやかに迎えてくれました。

6階に連れて行ってくれました。 ありました!!!お部屋。グランドピアノ!!
写真を撮している私が、何故か、カガミに写っています。
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ものすご〜〜〜〜〜〜く、ボヨ〜ン&ボヨ〜ンのピアノに、ぎゃ〜!と、悲鳴をあげそうになりましたが、なんといっても、タダ!で貸して下さっているのです。これは、どんな恐ろしい音のするピアノであっても、弾けるだけ感謝しなければっ!という感じでした。

参加した「ピアノを弾く会」で弾いた4人は、さて、残りの時間、観光をどうするか?

フッフッフッ! また行ってしまいました!ヴァルデモサ!!!

乗せていってくれたタクシーの運転手さんが、英語OK!の方で、ずいぶん、ひょうきんでした!
数十分乗ると、ガケがそびえ立つのですが、その山を “モウンタイン” と言っている。
モウンタイン。何だろう〜〜と思っていたら、なんと、マウンテンでした!

で、私は、3度目のヴァルデモサ。
途中、カメラタイムを取ってくれました。

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見学コースで重要なポイント 薬を調合する部屋。

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ミロの作品もズラリ。

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そして、ショパンの特別室!

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外へ出ると、こういう感じ♪

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で、その楽しかったマヨルカ島とも、いよいよ、お別れ・・・
毎日や希望のある、楽しい日々でした。ありがとう!マヨルカ島!!

そして、一路、夕方に、この飛行機でバルセロナへ!

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まだまだ、元気な私たち!着いたその夜! 希望者を募って、フラメンコを観に出掛けました。
サングリアが美味しい〜! そのような中、フラメンコは始まりました。写真タイム中にパチリっ!

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ホテルは、市内の中心部、ランブラス通り、という、とっても賑やかな場所にあるホテル。
Hotel Rivoli Ramblas
ほどよい疲れの中、新しく巡ってくる朝!に、乾杯。 やはり格別でした!

マヨルカ島の2日目(リサイタル当日)

3月11日(日)リサイタル当日は、1年前の『東日本大震災』が起こった、忘れられない日。
日本の14時46分は、マヨルカ島では、7時間の時差があるので、朝の6時46分になります。
当日は、6時過ぎに起きられるよう、目覚まし時計をセット。
・・・で、予定通り、その目覚まし時計に合わせて、目を覚ましました。

起きて何をしていたか、というと、フェイスブックのページを持っているのですが、その記事を書いていました。写真は、マヨルカ島の大きなカテドラルの祭壇写真にしました。

DCIM0023

祈る以外に、何も出来ない・・・と思い、でも、せめて、祈るという、たったひとつの出来る事をしようと、6時46分。この祭壇の写真に祈りを込めて、ジャストの時間に送信しました。
上部に写るキリスト像。写真が観にくいかもしれませんが、その周りに7角形の輪があり、それは、あの天才・ガウディの作で試作品だそうです。木で出来ている、というのですから、スゴイ、スゴイ!
さらに、割り切れない7角形にわざとした作品、という事でした。

さて、そのようにして迎えた朝。
リサイタルの、いよいよ当日だったりするのです。
またまた、ドカ〜〜〜ピンッ!に晴れまして・・・!!! 
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私だけ一足早く、、朝、ホール練習のために、8時30分に、アルフォーソさんに車で拾っていただき、いざっ!修道院へっ再びっ!!!

ホールで朝練ののち、12時15分。ツアー御一行様のプランになっていました修道院見学に合流〜!
建物の中を説明を受けながら、見学してまわりました。
13時に、修道院は、一般拝観終了・・・
ツアー御一行様は、まだ、拝観中〜〜〜。13時25分。まだ拝観中〜〜〜!
私は、確か、13時30分開演のリサイタルの筈・・・。
何故、ココに・・・???

大慌てで、舞台袖に行き、着替えを済ませ
(そのあたりは、経験上、ものすごい速さで準備が出来ます!)
あっという間に、第1部プログラムの気持ちに切り替え、皆さまがお席に着かれたのを見計らって、演奏を始めました。
la foto


そして、30分ほど、お庭に出ての軽食休憩。
晴れていましたが、あまりに高地にある街なので、寒かったようです。みんな、ブルブルしながら、冷たい飲み物をのんで、あっという間に、ホールのストーブの周りを囲んでいました。

で、そのような時間を挟んで、第2部ショパン・プログラムの演奏。

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全体は、このような感じにみえていたようです。

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演奏終了後、くるみの会ツアーの皆さまとステージでパチリ! ・・・をパチリ、してくださいました。
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そのお写真を撮っていて下さったのは、アルフォーソさん!!!
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マヨルカ生まれ、マヨルカ育ち、だそうです。
本当にお世話になりました (^^)  Gracias !!

で、最後に、一人で撮ってもらったのが、コレ。演奏後で、にこやかな一枚 (笑)
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かくして、めでたし&めでたし。
終了したのは、16時ころ。17時過ぎに、パルマのホテルに帰ってまいりました。
夕食は、ガイドさんオススメの、カタルーニャ地方の地元らしい食事が食べられる、というお店に、全員でGO!  そこで病みつき・・・。私のモットモ食べたものが、コレ。
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エスカルゴ、ではなく、カタツムリ ・・・ (^^;)>
本来、こういうものは、あまり食さないのですが、2日間くらい煮込んで、ものすご〜く手間暇かけて作る逸品だということで、食べ始めたら、止まらない・・・・・・・・

そうして、マヨルカ島での、3月11日は、静かに過ぎて行きました。
いよいよ、翌日は、夕方、バルセロナに向けて出発です。

マヨルカ島の1日目(午後の巻)

さて・・・マヨルカ島の1日目。午前の観光を終えて、初めてのお昼ご飯。

それぞれ、勝手に(笑)お食事へ。
といっても、まとまって、4〜5名のグループに分かれつつ、同じお店へ行きました。
イカスミのパエリア。野菜サラダ。魚介のピッザなどを皆で分け合いつつ、おいしく満腹に!
私は、北海道からご参加下さいました3人衆とともに、お食事をしました (^^)

食事を終えると、私は一人、リハーサルがあるため、置いてけぼり・・・
ツアー御一行様は、バスに乗り込み、続きの観光を始めました。午後は観光の目玉っ!
『ドラック洞窟』 
ちなみに、ドラゴン洞窟、という意味だそうです。

その近くには、こ〜んな素晴らしい地中海が広がっていたそうで・・・
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『ドラック洞窟』は、神秘の世界が、暗く美しく、素晴らしかったそうです。
写真が手元にないので、下の写真は、観光案内によく掲載される写真です。
ここは、大人気のスポットの1つで、鍾乳洞の中では音楽会も聴けたとか。
majorca-cavesofdrach-lake-martell-best



私は・・・といえば、まず、ホテルに楽譜を取りに戻りました。
・・・・・が、急に思い立ち、突然バスに乗り、一路『ミロ美術館』へ!!!

知らない土地で、まったくスペイン語もわからないのに、それに、バスの乗り方、降り方、降りるバス停もあやふやな中、バスに乗るなんて、我ながら、すごい度胸です。
で、ちゃんと目的地に着くからスゴイッ!
『ミロ美術館』入り口。
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入り口から後ろを振り返ると・・・
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みごとな青空っ!
で、ミロの作品。1つだけ写真に撮りました。
この作品。へ音記号や音符がアレンジされていて、カワイイ!!
ミロはその他にも、この類の作品がいくつかあり、あぁ、この人はきっと音楽好きなんだなぁ〜〜〜! 愛着が湧いて、つい、シャッターを押してしまった、というわけです。
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帰りのバスは、確かめて乗りました。

のに・・・・・・・・思った場所に着かない・・・。
降りて、タクシーに乗らないと、リハーサルに間に合いません!
これはまずいっ!と、慌てて降りた場所には、まったくタクシーなど、おりません!
リハーサルは、16時から。リサイタル会場でもある、ヴァルデモサ、という街の「カルトゥハ修道院」

私は、市内のどこかわからない場所でバスを降りて、放浪者 (~~;)/
時はすでに、16時20分。
覚悟を決めて、カルトゥハ修道院に、電話をすることにしました。
必死に英語で伝えると、なんだか判ってくれたような。くれないような。・・・も、わからないような。

やっと見つけたタクシーに飛び乗り、約30分かかって、ヴァルデモサに到着。
すると、遅れた私をちゃんと迎えてくれました。素晴らしい〜〜〜。感激でした。

かくして、私のリハーサルは始まりました。
ピアノは、さすが、世界のヤマハっ!

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舞台の上からは、このように見えます。
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細いながらも、窓の外。ショパンの滞在した街・ヴァルデモサ。
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19時15分。練習を終えて、修道院を見上げると、お星さま!
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帰りの足が無い!(考えていなかった、というのが本当の所)
そんな私を、修道院を管理され、リサイタルの場所もご提供下さいましたアルフォーソさんが、車で市内まで送って下さることになり、無事に、ホテルに戻りました。

20時30分。全員で、ウェルカム・ディナー!!!
3月10日。ツアー御一行様の一人が、ジャストの誕生日。丑年。
何故か、偶然、ウシの写真が、壁いっぱいに飾られているレストランでのお食事でした。
皆で、バースデーをお祝いし、とっても和やかな、素敵なパーティーとなりました。

かくして、楽しい1日目が終わりました。ホッとしながら、グッスリ睡眠。

マヨルカ島の1日目(午前の巻)

3月10日(土) 午前中はマヨルカ島の市内観光

前日の23時頃、ツアー御一行様は、マヨルカ島に無事、到着。
飛行機を乗り継ぎ乗り継ぎ、やっと着きました。
途中、乗り換えのために降り立ったバルセロナ空港は、近代的で、あまりにも綺麗でビックリ!・・・そこでは、フライトまで時間があったので、喫茶店に集合し、自己紹介などして待ち時間を過ごしました。

さ。朝です。
こちらは、ホテル402号室から見た、マヨルカ島で迎える最初の朝!

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美味しく、朝ご飯を食べて、いざ、出発!
最初の訪問先は、スペインで、3番目に大きい、という カテドラル(大聖堂) へ!
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ステンドグラスから差し込む光が、虹色で素晴らしく、神々しさを感じました。
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次なる訪問先は、カテドラルに隣接する「王宮」でした。
その庭で、ガイド・ふくさかさんのお話を熱心に聞く筆者たち・・・ (^^;)>
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途中の道では、馬とか、人とか・・・ いろいろなものに出会いました。
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それを喜んでいる筆者!カテドラルをバックにパチリ!!!
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その後、筆者は、ツアーの方々から離脱し、一人、別行動となりました。
ツアーの皆さんは、午後、ものっっっすごく良い場所へ、バスで向かわれました。
旅の計画をしたときに、一番行きたかった場所としてリクエストしていたのですが・・・リハーサルが大事!それゆえ、泣く泣く、諦めたのでした。(という裏話あり!)

それでは、続きは、また次回へ。

まずは空から・・・5

f484bae8.jpg旅のはじまり(Act 1)

3月9日(金)8時集合
成田空港第1ターミナルに集合いたしました。

いの一番に主催者がいないことにはっ!
と意気込み、今回のツアーで、私は『成田東武エアポート』というホテルに前泊までして備えました! 8日の夜、自家用車を運転し、成田へ向かい、23時30分頃、予定通り無事到着!

ということで、9日も順調に行くはずが・・・
美味しく朝食もいただき、7時にホテルから出る送迎用リムジンバスに乗り、意気揚々と出発したものの・・・ありっ???

なんとなんと、降りるターミナルを間違えて・・・ (^^;)/
第2に行ってしまった!!!
・・・慌てて、第1に戻ろうとしても、そう簡単に循環バスが来る筈も無く、結局、なんやかやと時間が経ち、結局、7時45分、集合場所に到着!

ツアーご参加の皆さん、ほとんどいらしていて、私はほとんど最後・・・ (*_*)

かくして、珍道中は始まりました。
写真は、ルフトハンザからバルセロナに飛行中に撮りました。
スイスのアルプスが、延々と拡がり、思わずシャッターを押したものです。
たいへんよく晴れました。

旅行中は、あまりにも晴れて、嬉しくなりました。
ここからの日々は、全部、青空だったのです。

ワンダフルミュージックツアー in スペイン5

6e60f996.jpg3月9日(金)から16日(金)までの八日間。
スペインは、マヨルカ島とバルセロナに行ってまいりました!

第3回くるみの会
ワンダフルミュージックツアー in スペイン

というオリジナルツアーで、私を含め、総勢20名での旅行です。
ショパンを巡るたび、というテーマの第二弾でもありました。

3月11日(日)13時30分開演 カルトゥハ修道院
ピアノ・ソロリサイタル

が大きな目的を持っていたのです。
ショパンとジョルジュ・サンドが、駆け落ち同然でマヨルカ島に行き
結核(肺がん、という説も無きにしも非ず)と診断され
いわば、死の宣告を受けた場所、とも言える場所での演奏会。

ショパンは、何を観て、何を感じ、どういう曲をこの地で書いたのか・・・
それを感じる旅でした。

3月11日は、東日本大震災の日でもあり、14時46分。
スペインは、朝の6時46分。日本の方向へ向かって黙祷を捧げました。

ここ数回にわけて、そのたびのご報告をおおくりしたいと思います (^^)/

行ってまいります!5

9a977c4a.bmp3月9日〜16日
『第3回くるみの会 ワンダフルミュージックツアー』

スペインのバルセロナからほど近い島「マヨルカ島」
こちらでのピアノリサイタルのため、いよいよ出発!!

2012年3月11日(日)13時30分開演 カルトゥハ修道院
『Atsuko Yamaguchi Piano Recital』

にのぞみます。
震災より丁度一年。祈りをこめて、ピアノを奏でてまいります。

おみやげ“話”たくさん持ち帰れるように、頑張ります!!!
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